2015年02月23日   

2月23日の記事

ある会社の入社試験

感動・感激 泣く・悲しむ 考える・学ぶ

※画像はイメージです。

ある会社の入社試験のお話しです。

その会社の社長は
次のようなことに気づかれたそうです。

ノウハウや制度ばかりを追求しても
社員の心が豊かにならないと
組織は活性化しない。

「本当の感謝とは何か?」

を社員に実体験させてこそ
お客様に心から感謝できる社員が育つ。

このことに気づいた社長は
毎年の入社試験の最後に
学生に次の二つの質問を
するようになったそうです。

まず

「あなたはお母さんの
 肩たたきをしたことがありますか?」

ほとんどの学生は
「はい」と答えるそうです。

次に

「あなたは、お母さんの足を
 洗ってあげたことはありますか?」

これには、ほとんどの学生が
「いいえ」と答えるそうです。

「では、三日間差し上げますので
 その間に、お母さんの足を
 洗って報告に来てください。

 それで入社試験は終わりです」

学生達はそんなことで入社できるのならと
ほくそ笑みながら会社を後にするそうです。

ところが、母親に言い出すことが
なかなかできないのです。

ある学生は
二日間母親の後をついてまわり

母親から

「おまえ、気が狂ったのか?」

と聞かれました。

息子
「いや、あのー
 お母さんの足を洗いたいんだけど。」

母親
「なんだい?気持ち悪いねー」

こうしてその学生は
ようやく母親を縁側に連れて行き
たらいに水を汲み入れました。

そして、お母さんの足を洗おうとして
お母さんの足を持ち上げた瞬間・・・・

母親の足の裏が
あまりにも荒れ放題に荒れて
ひび割れているのを掌で感じて、
絶句してしまいました。

その学生は心の中で

「うちはお父さんが早く死んでしまって
 お母さんが死に物ぐるいで働いて
 自分と兄貴を養ってくれた。

 この荒れた足は
 自分達のために働き続けてくれた足だ」

と悟り、胸が一杯になりました。

そして

「お母さん、長生きしてくれよな」と
ひとこと言うのが精一杯でした。

それまで、息子の「柄にもない親孝行」を
ひやかしていた母親は「ありがとう」と
言ったまま黙り込んでしまいました。

そして、息子の手に
落ちてくるものがありました。

母親の涙でした。

学生は、母親の顔を
見上げることができなくなって
「お母さん、ありがとう」と言って
自分の部屋に引きこもったそうです。

そして翌日、会社に報告に行きました。

学生
「社長、私はこんなに素晴らしい教育を
 受けたのは初めてです。

 ありがとうございました」

社長
「君は一人で大人になったんじゃない。

 お父さんやお母さんや
 いろいろな人に支えられて大人になったんだ。

 そして、これからはな
 自分一人の力で一人前になるのではないんだ。

 私も、お客様や従業員や
 いろいろな人達との出会いの中で
 一人前の社会人にならせていただいたんだよ」

———————————–

これは、木下晴弘さんが描いた
「できる子にする賢母の力」という本に
出てくるお話です。

何度読んでも涙が出てきます(ToT)/~~~
 
これが本当の教育なんでしょうね。
 

出典元:木下晴弘「できる子にする賢母の力」



ゆきだるまのコメント(^_-)-☆

私ごとですが、、息子たちも巣立ち、父親もみおくり、母と二人きりになりました。。

何かにつけ、年老いた母に、いつまでもシッカリしてて欲しいと願う毎日です。。

優しいことしてあげてるだろうか?ほんとに感謝してるだろうか?私、、、

身につまされました。。ひとりじゃ何にもできないのに。。

家族、友達、師、社会、全てに育てられてます。。



こんな言葉も、、、

子ども叱るな、いつか来た道、年寄り笑うな、いつか行く道。。




Posted by 桑正 at 18:13 Comments( 1 )

2015年02月12日   

2月12日の記事

この三月末に桑正の三周年祭を控え、大阪に仕入れを兼ねて、、

梅田の阪急百貨店で開催中(2015/1/9~2015/3/2)の金魚ちゃんを観てきました(^_-)-☆

アートアクアリューム展~大阪・金魚の艶(つや)~

な、な、何と、、、艶やかで、優雅な金魚たちに魅了されました。。

江戸時代に日本の生活に根差した文化として花開き日本人に親しまれてきた“金魚”にスポットを当て、和をモチーフにデザインされた水槽と光・映像など最新の演出技術が融合した、水中アートの展覧会。

演者となる金魚たちは普段、お祭りなどで目にするものから、なかなかお目にかかれない高級品種まで彩り鮮やかな生きた芸術品の共演でした。。

夜空の☆彡を観るプラネタリウムのように素敵な空間、、色鮮やかに、優雅に泳ぐ金魚たち、、「ほら、私をを観て!!」と流し目してるような気品さ、、素晴らしかったです。。

珍しい≪きんとと≫もあり、皆さん絶賛し、ため息が聞こえそうでした。。(*^▽^*)



※アクアリュームとアートを融合させた≪アートアクアリューム≫の第一人者である

  木村英智さんによるものです。

開催中・・2015/1/9~2015/3/2 阪急梅田ホール10:00~20:00(毎週金・土10:00~20:00)



Posted by 桑正 at 12:40 Comments( 0 )

2015年01月30日   

1月30日の記事

ちょっと、恥ずかしいのですが、、、

ゆきだるま、少々≪箏≫を嗜みます。。

昨日、、箏のサークル仲間の勤務されてる、介護施設に演奏しにお邪魔しました。。

とてもきれいな施設で、多目的ホールで、箏演奏と袋帯の<アレンジ結び>をご披露させて頂きました。

優しいおじいちゃまやおばあちゃまの中で、緊張しながらも楽しい時間過ごしました。。

ジョイント名を≪絹の音≫(きぬのね)と名付けて、、着物姿であでやかに、、

やはり、和の文化、絶やさずに、伝えていきたいですね。。(^_-)-☆

演奏曲は、、お江戸日本橋、とうりゃんせ、さくらメドレー

         花、ユンタ(沖縄メドレー)他




Posted by 桑正 at 17:01 Comments( 0 )

2015年01月21日   

1月21日の記事

 ゆきだるま、思わず胸詰り、改めて感謝!!


2,600人もの赤ちゃんの出産に立ち会ったという助産師の内田美智子さん。その内田さんが講演会でよく語るという、とあるお母さんのお話が考えさせられると話題になっています。
全ての人に「生まれる」ことの奇跡を教えてくれる心に残るお話です。
38907_01
「おかあさんの宝物」
………………………………………
 自分の目の前に
 子どもがいるという状況を
 当たり前だと思わないでほしいんです。
 自分が子どもを授かったこと、
 子どもが
「ママ、大好き」と言って
 まとわりついてくることは、
 奇跡と奇跡が重なり合って
 そこに存在するのだと
 知ってほしいと思うんですね。
 そのことを知らせるために、
 私は死産をした
 1人のお母さんの話をするんです。
 ・   ・   ・   ・   ・
 そのお母さんは、出産予定日の前日に
 胎動がないというので来院されました。
 急いでエコーで調べたら、
 すでに赤ちゃんの心臓は
 止まっていました。
 胎内で亡くなった赤ちゃんは
 異物に変わります。
 早く出さないとお母さんの体に
 異常が起こってきます。
 でも、産んでも
 なんの喜びもない赤ちゃんを
 産むのは大変なことなんです。
 
 普段なら私たち助産師は、
 陣痛が5時間でも10時間でも、
 ずっと付き合って
 お母さんの腰をさすって
「頑張りぃ。
 元気な赤ちゃんに会えるから頑張りぃ」
 と励ましますが、
 死産をするお母さんには
 かける言葉がありません。
 赤ちゃんが元気に生まれてきた時の
 分娩室は賑やかですが、
 死産のときは本当に静かです。
 しーんとした中に、
 お母さんの泣く声だけが響くんですよ。
 
 
 そのお母さんは分娩室で胸に抱いた後
「一晩抱っこして寝ていいですか」
 と言いました。
 明日にはお葬式をしないといけない。
 せめて今晩一晩だけでも
 抱っこしていたいというのです。
 私たちは「いいですよ」と言って、
 赤ちゃんにきれいな服を着せて、
 お母さんの部屋に連れていきました。
 
 ・   ・   ・   ・   ・
 その日の夜、
 看護師が様子を見に行くと、
 お母さんは月明かりに照らされて
 ベッドの上に座り、
 子どもを抱いていました。
「大丈夫ですか」と声をかけると、
「いまね、この子に
 おっぱいあげていたんですよ」
 と答えました。
 よく見ると、お母さんはじわっと
 零(こぼ)れてくるお乳を
 指で掬(すく)って、
 赤ちゃんの口元まで運んでいたのです。
 
 死産であっても、胎盤が外れた瞬間に
 ホルモンの働きでお乳が出始めます。
 死産したお母さんの場合、
 お乳が張らないような
 薬を飲ませて止めますが、
 すぐには止まりません。
 そのお母さんも、
 赤ちゃんを抱いていたら
 じわっとお乳が滲んできたので、
 それを飲ませようとしていたのです。
 飲ませてあげたかったのでしょうね。
 死産の子であっても、
 お母さんにとって子どもは宝物なんです。
 生きている子ならなおさらです。
 一晩中泣きやまなかったりすると
「ああ、うるさいな」と
 思うかもしれませんが、
 それこそ母親にとって
 最高に幸せなことなんですよ。
 
 母親学級でこういう話をすると、
 涙を流すお母さんがたくさんいます。
 でも、その涙は浄化の涙で、
 自分に授かった命を慈しもう
 という気持ちに変わります。
「そんな辛い思いをしながら
 子どもを産む人がいるのなら
 私も頑張ろう」
「お乳を飲ませるのは
 幸せなことなんだな」
 と前向きになって、
 母性のスイッチが入るんです。

≪ゆきだるまのひとこと≫
昨今、幼児虐待や死亡に至るニュースを聞くたびに、たまらない気持ちになります。"(-""-)"
ほんとに子育ては大変です。。手を上げてしまうこともありますよね。。ゆきだるまも経験あります。でも、泣きながら眠りについた子どもは、天使にみえます。寝顔見ながら「ごめんね。。さっきあんなに叱って
、、、」と誤ったこともたびたび。。
思い出しましょう。。あの瞬間を、、“おかあさんの宝物”を、、(^_-)-☆



Posted by 桑正 at 10:16 Comments( 0 )

2015年01月14日   

1月14日の記事

可愛い手作り教室!!<ひな飾り>

皆さんで、おしゃべりしながら楽しく作りませんか??

期日2/7<土>13:00~(要予約)

費用3000(材料込)   ご連絡お待ちしてます。。



Posted by 桑正 at 11:39 Comments( 0 )

2015年01月08日   

1月8日の記事

あけましておめでとうございます(^_-)-☆



◎元々朝廷が伊勢神宮、石清水八幡宮、賀茂神社の三社に奉幣し、これが庶民にも三社詣でる風習として広まった、という説。
◎もともとは先祖代々の守護神である氏神様、出生地の守護神でありその人の一生の守り神である産土神様、現在住んでいる地域の守護神である鎮守神様の三つの神様に挨拶をする意味で三社詣でていた、という説。

ということで、私事、ゆきだるまは、このお正月、紀南の、那智勝浦の青岸渡寺、新宮の速玉大社、本宮大社と、三社参り!達成しました。。

皆様のご健康、ご繁栄、心してお参りさせていただきました。。

                        合掌☆彡



Posted by 桑正 at 10:41 Comments( 0 )

2014年12月22日   

12月22日の記事

近頃、、ゆきだるま、、手作り小物に開眼したのでは、、まさか???

もっぱら、、何を作らせても、完成したためしがないのが自慢で、、いつも手直し、、"(-""-)"

でも今、強い味方というか、強制的というか、桑正仕事人こと、“お敬さん”の指導のもと、、色んな手仕事に挑戦しております。。

最初は吊るし雛の小物、、縫い目が多きいやら、ボンドで手はひっつくやら、、、持久力ないので、すぐ飽きちゃうし、、大変。。。

でもあれやこれやとやってるうちに、、なかなか面白いんです。(^_-)-☆

桑正のお客様も参加できたらと思い、、季節的に、11月にXmasリース、12月にしめ縄飾りを試みました。。

アットホーム的に、お菓子食べながら、、おしゃべり広場を、、、(以外と皆さん、真剣でした、、(*'▽'))

リトルウイッチの山下先生をお迎えして、、楽しみました。。

詳しい説明はおぼえてないのですが、、みなさん、素敵な作品できました。。ヤッター!自画自賛!!(^_-)-☆



Posted by 桑正 at 13:34 Comments( 0 )

2014年12月18日   

和のカルトナージュ

先日、12/16(火)、、寒波のおしよせる師走の大阪へ、、楽しみにしてた講習会があり、でかけました。

≪筥迫はこせこ≫をつくってみましょ!!と、、本格的な“筥迫”は効果で実用向きではないのですが、、

スマホケースという魅力もあり、海法安季紀子先生のご指導のもと、<和のカルトナージュ>頑張ってきました。。

針仕事、苦手なゆきだるまでも、なんとか様になり(細かいところは目をつむり、、)二時間ほどで完成。。

きもののはぎれで、メチャクチャ素敵に変身しました。。(*^▽^*)

きもの着用時、携帯の居場所みつけました。。。可愛い和のテイストです。。

*****

和歌山ってこんなに寒かったっけ??

南国(南紀勝浦)育ちの“ゆきだるま”は、老体ににむち打ち、毎日、桑正に出勤してます。。やせ我慢ではないのですが、、“きもの”って、意外とあったかいんですよ。。

みなさまも、お試しあれ。。(^_-)-☆

みなさま、ご自愛くださいね☆彡



Posted by 桑正 at 12:08 Comments( 0 )

2014年11月21日   

11月21日の記事

“香”。。。ゆきだるまの愛用お香。。

覚えてません??幼い頃。。。

ネットから、シェアしました。。。(*^▽^*)



白檀(びゃくだん)のお線香のにおいや新しい畳のにおいをかいだとき、小さいころ行った田舎のおばあちゃんの家を思い出したり、香水のにおいから大好きだった人のことを思い出したり、香りによって懐かしいできごとや人の記憶がよみがえることはありませんか? 


そして、それまでイライラしていたのがうそのように、優しい気持ちになったことは?

 香りの成分は鼻から嗅覚(きゅうかく)神経を通って大脳辺縁系に伝えられます。


ここには感情と記憶に深い関わりをもつ海馬(かいば)と偏桃体があるため、なつかしい香りをかぐと記憶がよみがえったりすると考えられています。

 さらに香りの成分は大脳辺縁系から視床下部や脳下垂体へと伝えられますが、ここは自律神経やホルモンの分泌調整、免疫などにも影響を与える部分です。


この視床下部や脳下垂体が刺激されることで、自律神経を整えたり、ホルモン分泌を促したり、免疫力を高める働きをしてくれると考えられます。


よい香りをかぐと心が落ち着いたり、体調がよくなったり、ストレスが解消したりするのは、そういうことなのです。。

ゆきだるまイチオシのちっちゃい匂い袋。。(桑正店内で販売中、、  松栄堂)

源氏かおり抄 末摘花 丹生の花


源氏かおり抄 末摘花 丹生の花

すえつむはな におのはな
末摘花(すえつむはな べに花)ゆかりの、

紅色の小袋にしのばせています。

なつかしき色ともなしに何にこの
 すゑつむ花を袖に触れけむ

平安時代の匂い袋「えび香」を
現代風に仕立てました。

姫君の衣からただよう移り香は、
古風でなつかしい香り。

末摘花(すえつむはな べに花)ゆかりの、
紅色の小袋にしのばせています。


たがそで うつせみこううつせみの羽根に置く露の木隠れて
 しのび忍びに濡るる袖かな

紙袋に納めた匂い袋です。
お衣装の保存や移り香(うつりが)用として、
箪笥の中などでお使いください。



Posted by 桑正 at 11:44 Comments( 0 )

2014年11月18日   

11月18日の記事

山梨県甲府に行った折、武田神社にて、、素敵なパワースポット見つけました。

神社境内にある“水琴窟”。。それはそれは優しい音色。。

土の中に埋めた穴をあけた瓶に水滴を落とすことで、瓶の中で反響する琴に似た澄んだ音­を創り出しでいる。その音を竹の筒で聞くと癒し系の音が・・・



■武田水琴窟
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 土中に底に小さな穴をあけた甕(かめ)を埋め、そこにわずかな水を流す。
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水はその穴から水滴となって落ち、甕の中で反響し、琴の音にも似た
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澄んだ音色を地中に響かせる。一つの音文化の極致である。
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 江戸期、文化文政の時代に庭師によって考案させたこの技術は、
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茶室のつくばいや庭先の手水鉢に設けられ、数奇者たちに愛でられた。
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昨今は「癒し」の音として注目を集めている。
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   ※竹筒に耳をつけてお聞きください。
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   ※鉢の水はけっしてかき出さないでください。



ゆきだるま感動しました。。(*^▽^*)



Posted by 桑正 at 12:32 Comments( 0 )